平成29年度 ながおか若者会議
平成29年度のながおか若者会議は、全3〜4回を1クールとするワークショップ形式で開催しました。
ワークショップでの継続的な議論を通じて、仲間たちと事業構築を目指しました。
【第1クール】
『第1回 ながおか若者会議 ワークショップ』
平成29年6月20日(火)19:00~21:00@プリン長岡
今回の開催テーマである“長岡の観光”をキーワードに、30名をこえる若者のみなさんが参加。そのうちの約7割の方が初めての参加で、昨年から継続で参加している方とともに、これからの長岡を盛り上げる様々な意見を出し合いました。
会議では参加者を5つのグループに分け、グループ内でファシリテーターの進行のもと、長岡の観光の理想像、現状、理想を実現するための具体策について話し合いました。
じっくりと意見を出し合うグループあり、全員立ち上がって意見を出し合うグループあり、ワークショップはおおいに盛り上がりました。そして最後には参加者一人ひとりが「今日イチ押しの意見」を発表し、次回に向けてのまとめを行いました。
まとめでは「冬に曇り空が多くなる。雲にプロジェクションマッピングしたら面白い!」、「寺泊に空港が欲しい!」など夢のある意見が発表されました。
今回のワークショップを通して、今までにない新鮮な考え方に出会ったり、普段なかなか接点のない社会人や学生の新しいつながりが生まれるなど、参加者のみなさんにとっても得るものが多かったようです。
【参加者の感想を一部ご紹介します】
・初対面の方々が集まるグループで、同じ目的に向かって、意見を出し合うことは興味深いと思った。それぞれの立場に耳を傾けることが重要で、さらに広がりを見せると思った(社会人)
・自分では考えつかない意見がたくさん出て楽しかった。そこから学校で学ぶ自分の常識が必ずしも常識でないことに気づくことができた。(学生)
・ユーモアや驚きに満ちたアイデアを共有できたことはとても良く、将来にも参考になる。(社会人)
『第2回 ながおか若者会議 ワークショップ』
平成29年7月18日(火)19:00~21:00@プリン長岡
前回参加の方を中心に約30名の若者のみなさんが参加。「長岡の観光」をテーマにこれからの長岡を盛り上げるための具体策を検討しました。
第1回に出されたアイデアを「文化・芸術」「食・特産品」「インフラ」「広報・PR」「教育・ビジネス」の5つのカテゴリーに分け、参加者が希望するカテゴリを選択。5つのグループに分かれ、前回のアイデアに新しいアイデアも加えつつ、具体策を決定するための話し合いを行いました。
どのグループも多数の良いアイデアをひとつに絞り込む作業が難しく、2時間のワークショップが短く感じるほど話し合いが盛り上がりました。
ワークショップの最後には各グループで決定した具体策を発表。福島江を活用する具体策、長岡の採れたての食材を活用する具体策、店舗のシャッターを活用した具体策などが挙げられ、次回のまとめに向けての準備が整いました。
【参加者の感想を一部ご紹介します】
・多くのアイデアの集約が難しかったが、最終的にはグループ内で納得の答えが出せました(社会人)
・皆さん、長岡が好きなんだなあと感じ、うれしくなりました(学生)
・「具体的にどうするのか」を考えることで、現実的な話し合いになり盛り上がることができました(社会人)
『第3回 ながおか若者会議 ワークショップ』
平成29年8月22日(火)19:00~21:00@まちなかキャンパス長岡
8月22日(火)の19:00から21:00にかけて、第1期の第3回目のながおか若者会議ワークショップを開催し、毎回参加の若者を中心に約20名の皆さんが参加しました。
これまで検討を進めてきた「長岡の観光」をテーマにした”これからの長岡を盛り上げるための具体策”について事業計画を検討。「教育・ビジネス」「広報・PR」「インフラ」「文化・芸術」「食・特産品」の5つのカテゴリーから6つのグループに分かれ、新しいアイデアも加えつつより具体的な計画づくりを行いました。
どのグループもアイデアを形にする事業計画づくりに真剣に取り組み、事業の目的、具体的な内容、スケジュールや収支計画などを盛り込んだ6つのプロジェクト案がまとまりました。そして、ワークショップの最後には各グループで事業計画を発表!
■第1期で提案された6つのプロジェクト案
提案1「教育・ビジネス」⇒『ながおか自慢カルタ』
提案2「広報・PR」⇒『「ナガオカ愛Tube」動画を活用した情報発信プラットフォーム開設』
提案3「インフラ」⇒『長岡ホッピングin柿川』
提案4「文化・芸術」⇒『「山本五十ロックフェスティバル」開催』
提案5「文化・芸術」⇒『「第一回ながおかカルチャーフェス」開催』
提案6「食・特産品」⇒『朝一ながおか』
【第2クール】
第1クールの結果、反省点を踏まえ、テーマを毎回変更することで新規の参加者増加を狙うとともに、40歳以上でも若者を応援したい方の参加も可としました。
「10年後の長岡」について若者が考え、「意見やアイデアの発散」を行うことを目的として開催しました。
『第1回 ながおか若者会議 ワークショップ』
平成29年11月21日(火) 午後7時~午後9時@プリン長岡
参加人数:29名(男性22名・女性7名、社会人27名・学生2名)※新規参加22名
その後、参加者を5グループに分け、ファシリテーターの進行で「できること、しなければならないこと、したいこと」という視点で、様々な意見を出し合いました。
「福利厚生で海外旅行に行けるようになりたい」「若くなくても転職しやすい社会でありたい」「体調を人材の評価基準に導入して自己管理できる人材を評価したい」など、10年後の働き方に関して様々な意見が挙げられました。
『第2回 ながおか若者会議 ワークショップ』
平成29年12月18日(月) 午後7時~午後9時@プリン長岡
参加人数:22名(男性19名・女性3名、社会人21名、学生1名)※新規参加11名
「10年後の長岡-食と農業-」をテーマに、ゲストスピーカー:金子健斗氏(新潟県農業改良クラブ連盟事務局長、ながおか・若者・しごと機構理事)をお迎えし、家業(稲作農家)に就き、安心・安全で美味しい農作物の生産を目指し農業を職業として魅力ある産業にすべく奮闘するかたわら、全国1万人を超える若手農業者が組織する団体の役員に就任するなど精力的に活動する金子氏が「食・農業」について講演しました。
その後、参加者を5グループに分け、ファシリテーターの進行で「ギャップ分析」のフレームに基づき、「理想の姿」と「理想の姿に近づくために何が必要か」という2つの要素に関して、意見を出し合いました。
「学校の科目に農業を導入し、子どもにとって農業を身近なものにする」「規格外野菜を使った“不細工サラダ”の作成」「VRによる遠隔農業体験」など、10年後の食と農業に関して様々な意見が挙げられました。
『第3回 ながおか若者会議 ワークショップ』
平成30年1月22日(月) 午後7時~午後9時@プリン長岡
参加人数:24名(男性18名・女性6名、社会人20名、学生4名)※新規参加12名
「10年後の長岡-人工知能-」というテーマで、ゲストスピーカーに湯川高志氏(長岡技術科学大学教授)をお迎えし、同大学で知能情報学、ウェブ情報学・サービス情報学、教育工学などの教鞭をとり、人々の生活や地域活動における身近な事柄をより便利で快適に変えるAIの可能性について30年もの間、研究を続けている湯川氏が「人工知能」について講演しました。
その後、参加者を5グループに分け、ファシリテーターの進行で長岡の未来を創る推しアイデアとして、「人工知能」と様々な分野のコラボレーションについて、自由に意見を出し合いました。
「医療×AI」として、AIが「かかりつけ医」の役割を果たしてほしい、「旅行×AI+自動運転×AI⇒観光×AI」として、来訪者の趣味、趣向をAIが学習し、個人に特化した観光ルートを設定し、目的地までは自動運転の車が案内するなど、グループごとに意見が挙げられました。
『第4回 ながおか若者会議 ワークショップ』
平成29年2月21日(水) 午後7時~午後9時@プリン長岡
参加人数:29名(男性16名・女性8名、社会人21名、学生3名)※新規参加7名
今後の若者提案プロジェジェクト発案につなげるべく、『10年後の作り方講座~夢やアイデアを実現する方法~』と題して、多方面で活躍する肩をゲストスピーカーとしてお招きし、ゲストトークや意見交換を通して夢やアイデアを実現する方法を学びました。
【ゲストスピーカー】
①市村輝男 氏(長岡市民スポーツ応援団会長/長岡市スポーツ協会会長)
②荒木法子 氏(長岡市議会議員)
③武士俣一樹 氏(長岡三十路人式実行委員会 委員長)
④今井進太郎 氏(トキっ子くらぶ応援団 団長)