- 審査結果・コメント -
入賞作品が決定しました。(2023.12.22)
掲載は受付番号順となっており、順位とは関係ありません。
どの作品がどの賞になったのかは、1/20(土)表彰式のお楽しみ!
テーマ①「⾝の回りの困りごとを解決するプログラム」入賞作品
作品名 | ニックネーム | 学校 | 学年 |
除雪機いきさきmap | ジョディオ | 長岡市立 太田中学校 |
3 |
審査員コメント ・Google Map JavaScript APIを使い、地図上に印をつけたり線が引けるのはみごとです。あえて辛口のコメントをします。変数名がNagaokaじゃなくてNagoyaになっています。また、コメントでは長岡市役所となっていますが、実際は与えられた緯度経度は今朝白町あたりです。HTMLの最初の行ではDOCTYPE宣言しよう。これらは動作には影響はほとんどありませんが、気をつけましょう。 ・Google map APIを利用した除雪マップの作品であるが、Google APIの仕様をしっかりと勉強し、作っているなと感じられる。また、マーカーのデーターをLocal Storageに保存し、読みだしているところは、実用性があって素晴らしい。今後は、サーバーと連動したり、スマートフォンのGPSを使った位置座標の取得など拡張性があるので、楽しみである。 ・シンプルに使いやすいのでよいと思いました。雪国の人間にしか伝わらない便利さなのがもったいないなとは思いました。 ・雪害の時大いに役に立つと思います。画面上に操作方法を付け加えれば、より優れた作品になると思います。他の用途に使えるような発展性を感じました。 |
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新発田市地区別人口推移 | youngmoon.y | 新発田市立 東中学校 |
3 |
審査員コメント ・新発田市のオープンデータを使って、人口推移をうまくグラフにしましたね。PCでもスマホでもきれいに表示されました。プログラムも見やすくてgood。あえて指摘するなら、draw()関数に定数を指定しているところ。let dist_honcho = 0、draw(dist_honcho)などとして、数を意識しないようにしよう。また、canvasのidが"tutorial"なのはいただけない。命名は重要です。 ・はやりのgithubの「GitHub Pages」を使っているだろう作品で素晴らしい。html javascriptを使った、プログラミングとサイトを作る技術の高さが感じられた。ソースにコメントが多くあり、ここも評価ポイントであった。 ・グラフ線の協調等素晴らしいと思いました。 ・グラフは見やすく、選択すると太字表示されるのでわかりやすかったです。このアプリを何らかの形で発展させられるとよいと思いました。 |
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私の小学校のスケジュール管理アプリ | うさぎ | 長岡市立 日越小学校 |
6 |
審査員コメント ・自分の時間割(スケジュール)まで、あと何分かを表示するプログラムですね。その日終わったタスクに対して、明日まであと何時間と表示せず「---」と表示するように工夫しています。ソースは非常に見やすく、コメントもあり、シンプルに書いており大変良いです。PySimpleGUIの機能を使って、きれいにカレンダーも出力できるようになりました。 ・環境構築は、手中の通り進めれば問題なくできた。手作りのカレンダーAppとして、学校の時間割と残り時間をうまく表示していたと思う。ソースコードの方も各機能ごとにコメントがしっかり入っているので、可読性があり良いと思う。cal = calendar.monthcalendar(year, month)の部分だが、どこからも参照されてなさそうなので、コメントアウトor削除してもいいかも。 ・変則の時間もあると思うので対応できれば素晴らしいと思いました。 ・ToDoリストとしてよくできていると思います。学校で共有して利用できそうですね。発展性のある作品だと思います。 |
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Medicon | きのこ | 新潟大学附属 長岡中学校 |
3 |
審査員コメント ・ゲームをしている時間をカレンダーに記録しつつ、1時間遊んでいたらゲームを強制終了してしまう自己管理プログラムですね。Google Calendar APIを使うための設定をよく調べられましたね。やりたいゲームが複数あっても、リストを使って対応できそうですね。環境構築は、自分ではわかっていても初めて行う人にとっては難しいものです。画像も含めた文書や動画を作るといいですよ。 ・<良かった点>・GoogleカレンダーのAPI連携の方法を実行方法にしっかりと記載している点が素晴らしい。GoogleのApiを操作するモジュールは使えるが、APIを操作するための下準備で詰まることが多い中と思うが、ほぼ手順通り実施することでGoogle側の設定ができた。・pythonのコードで、よく関数化されていて、mainループ中の処理がわかりやすかった。・関数/変数の命名がしっかりとしていて、自分の中でルールを決めてやっていることがうかがえる。<改善点>・コードの中で使用する定数や固定のアドレス・ファイル名などは、コードの冒頭で、MAX_RUN_TIME = 60*60*1000 や PLAY_GAME_TITLE = "Minecraft.exe"などで書くことで、後々の汎用性やメンテナンスが楽になるので、心がけるとよいかも。 ・様々なプログラムに応用できるので素晴らしいと思いました。 ・ゲームの稼働時間を制御するだけでなく、Googleカレンダー(ローカルではない)に記録されるというところが、現代のクラウド環境を使っていて素晴らしいと思いました。 |
テーマ②「その他のプログラム」入賞作品
作品名 | ニックネーム | 学校 | 学年 |
Battle Phoenix | コシヒカリ | 長岡市立 南中学校 |
2 |
審査員コメント ・フェニックス花火にとり憑かれた長岡市民を解放するシューティングと言えるかな。easyでもかなり難しかったです。hellは体力が少なすぎてほぼ無理ゲーですね。音楽やキャラの動きは素晴らしいです。z以外のキー(xやスペース)を押したらエンドロールが表示されたよ。隠しコマンドを作るなら、複数文字で作るべき。でもきれいなフェニックス花火が見られて良かったです。 ・非常に作りこまれた作品で、感動しました。キャラクター、ボス、攻撃など多くのイベントをうまく同期させながら処理をしている点はすごい。また、グローバル変数・ローカル変数をうまく使い分けている点も非常に高いプログラミングのスキルを感じられる。 ・エンドロールはすばらしい。ただ、プレイ中に何かしらスペース押したらエンディングでした。プレイ開始を推すのと同時にスペース連打するとカオスなエンドロールになりました。 ・難易度が高めですが、オリジナリティのある、面白いゲームだと思いました。キャラクターの動きや画面の表示にこだわりや工夫(難しかったと思います)を感じました。いきなりスタートするのではなく、最初に基本的な操作方法を表示してからスタートするようにすると、よりゲームらしくなると思います。 |
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縄文大冒険 | のん | 長岡市立 関原小学校 |
5 |
審査員コメント ・これはすばらしい作品です!クイズだけど、単純な選択だけでなく飽きさせない工夫がされています。絵も音声もかわいくて素敵。応募期間が延びた間にデバッグしましたか?応募直後より動きが安定しました。馬高縄文館でプレイできるように常設していてもいいレベルです。よくがんばったね。 ・ストーリー形式の作品で、正解するとキャラクターに持ち物が増えたり、背景が変わるなど見ごたえがあった。素晴らしい点として、キャラクターや背景などの素材を用意して、それをゲームの中に取り入れてる部分です。 ・グラフィックを細かいものまで作っていて素晴らしいと思いました。 ・ロールプレイングゲーム的要素を取り入れていて楽しいと思いました。また、答えるとアイテムが増えていくところに工夫と面白さを感じました。選択肢を「A」と「B」にしているので、キーボードを使用したほうがスマートだと思います。 |
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轉がれコロガ! Ver.0.3 | (*???*) | 長岡市立 表町小学校 |
4 |
審査員コメント ・放置ゲーはともすればあきやすいものですが、「実績」を解放することで「次の実績は何だろう?」と期待をいだかせる作りになっており良いですね。実績などのリストを表示したら、ちゃんと消す方法を用意して欲しい。フルスクリーンモードでは、「隠す」が使えないので。プログラミング技術としてはしっかりしており、デザイン力もあります。放置命令をなくすよう心がけよう。 ・コインを集め、時間当たりに集められるコインの量を増やしていく育成ゲームのような作品出である。コインを使い、キャラクターの速度やスキンなどに変換できる処理の部分は、調整や準備が大変であったと思う。 ・前面ウィンドウが閉じなくなるバグがあります。ファイナルソードのウーバー鍛冶屋みたいな状態になってます。 ・今までやったことのない系統のゲームでした。いろいろなコマンドが用意されていて、作るのは大変だったのではないでしょうか。リストを隠す方法をもう少し分かりやすくすると面白くなると思います。 |
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GUN!BAN!マン | 875~ | 長岡市立 太田小学校 |
6 |
審査員コメント ・一人称シューティングゲームですね。ブループリントは、ビジュアルに設定を線でつないでいくスタイルで、いわゆる命令を打ち込んでいくコーディングとは違いますね。よくUnreal Engineを使おうと思いましたね。そのチャレンジ精神に敬意を表します。あえて辛口の評価をすると、自分がやられてしまう理由がわからないときがよくあります。ゲームオーバーがないことも気になりました。 ・Unreal Engineを使った作品で、FPSゲームの作品であった。ローコードの開発環境でこれほどのゲイムができるのか!と感心させられる作品であった。的・敵などの出現や判定処理などを工夫し、ゲームにやりこみ要素や面白さなどを演出している処理は感心した。独学で、開発をしている点も素晴らしく、なれない開発環境であるにもかかわらず。様々なツールや動画などを使い、作品に仕上げている点は感動した。 ・視点を横に振りながらジャンプ入れてバックするとバグります。 ・なかなかの力作であると感じました。今後の発展的な取り組みに期待しています。 |
「ミライエ賞」受賞作品。
入賞まであと一歩!の作品です。
掲載は受付番号順となっており、順位とは関係ありません。
テーマ①「身の回りの困りごとを解決するプログラム」ミライエ賞受賞作品
作品名 | ニックネーム | 学校 | 学年 |
宿題の計画を立てるプロジェクト | かまくら | 長岡市立 阪之上小学校 |
5 |
審査員コメント ・何か物事を行うときには、その全体の量、そして自分がどこまでやったかわかるといいです。そのためには、(1)数で表現して (2)目で見えるようにします。それができるプログラムですね。全部の教科を連続して質問するより、進みがあった教科だけメニューから入力する方が簡単かもしれませんね。また、クラウド変数を使って、前の値をおぼえておけるといいと思いました。 ・少数点を切り上げてしまうスクラッチの仕様を計算方法を工夫して、表示している点が素晴らしい。スクラッチの方だが、入力を待って計算をし、変数に代入し、最後に判定をするというわかりやすい書き方をしていてよいと思う。惜しい点として、各教科の点数を入れる変数名が点数を表しているのか進捗の割合を表しているのか、ぱっと見わからなかったので、「理科の進捗割合」のような名前の付け方をするよよいと思う。 ・説明に「入力は半角で」と付け加えるとさらに良い。 ・数学的計算をプログラムで置き換えているわけですが、複雑な計算をさせていて、この学年にしてはすごいと思いました。見た目を色などを使う、教科ごとに画面を変えるなどの工夫をすると、より見やすくできないかなぁと感じました。 |
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DANCE GPT | 背番号6.9 | 長岡市立 富曽亀小学校 |
6 |
審査員コメント ・ダンサーのための振り付け考案プログラムですね。重要な点は、ダンサーである弟さんがこのプログラムのことをどう言っていたかです。実際の利用者の声を聴いて、プログラムに反映させることがだいじです。もう少しコスチュームを増やして、振り付けごとに0.3と0.7固定間隔ではなく特徴的な動きを表現できれば使えるのではないかと思いました。 ・ダンスの素材を一定時間経過したら表示し、アニメーションを再現していて面白かった。素材を準備して、連番で登録し表示している手間暇に感動した。素材の名前の後ろに数字を入れているので、これを参考にして作った努力を感じた。惜しい点として、振付を変更するボタンを押すと重なって表示されてしまうために、一度終了させてから、再選択をする仕様で、うまく変数やイベントを駆使して、プログラムを組めば、解決できると思うので、頑張ってほしい。 ・使えそうだと思ってもそのムーブのリプレイ機能がないと不便だと思いました。 ・乱数を使って様々なダンスブロックをつなぎ合わせるアプリですね。オリジナリティがあって面白いと思います。ダンスの練習に役立ちそうですね。リズムと写真を合わせる作業は、かなり根気のいる作業だったと思います。頑張りましたね。 |
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タイマー(2~360分) |
アッチ | 長岡市立 四郎丸小学校 |
6 |
審査員コメント ・カウントダウン式のタイマーですね。普通のタイマーと違う所は、進み具合が%表示されるところですね。デザイン性にこだわって作られています。プログラムは、定義を使うのでしたら、もっと機能分割をすすめるべきです。2つある「クローンされたとき」の役割分担もよくわからないので、定義でそれを明確にすると良いです。命名が気になりました。Ý、Ǹ、ℱなどを使う意味はないです。 ・timerアプリで、UIが非常にきれいで、操作性が高かった。 ・スライダで時間を設定だったが、細かい操作がしにくく、コメントボックスでもよいと思った。 ・経過時間の割合が出てくるのはオリジナリティがあると思いました。時間をスライドだけでなく、数字で入れられると楽だと思いました。 |
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間違え0まで無限ドリル【中1計算問題】 | momotarohann | 長岡市立 南中学校 |
1 |
審査員コメント ・ひたすら問題を解くドリルアプリですね。通常、問題を出すアプリは同じ問題が出てくることが多いですが、このアプリは違う問題が出てきて工夫を感じます。プログラムも定義を使いよくできています。しかし、割り算の動きが変です。-4÷1が-4になりません。解答を見て、-8÷8が「0あまり-8」と表示されましたがこれはバグですね。 ・計算問題を出す作品であったが、非常によく作りこまれている作品で感動した。間違えた問題を再トライできるようにプログラミングされていて、感心した。プログラミングの方もよく工夫されていて、変数を必要最小限にし、可読性をよくしたり、問題の追加や編集をリスト化することでメンテナンス性も考慮した作品で良いと思う。 ・スペースを押すとテキストボックスが出る旨を使い方に追記するとよいかと思います。でなければマウスとキーボードの往復がしんどい人が出るかと思います。スペースを入れると最後まで飛ぶと記述してありましたが、半角ではなく全角でと記載をしましょう。 ・間違った問題を優先的に出す要素が素晴らしいと思いました。答えボタンを押さなくてもすぐに入力できる状態にしてもよかったかもしれません。 |
テーマ②「その他のプログラム」ミライエ賞受賞作品
作品名 | ニックネーム | 学校 | 学年 |
肉食恐竜から逃げろ! | なかつよ | 長岡市立 上組小学校 |
5 |
審査員コメント ・敵から逃げる鬼ごっこゲームですね。審査員Hは難しいモードまではなんとかクリアできたけど、oniモードはだめでした。oniモードで鬼の顔が変わるところがいいね。遊ぶたびにいろんなところに障害物が出てくると、もっと面白くなるんじゃないかな。 ・最初の画面に操作説明があり、操作方法が分かりやすく良かった。また、キャラクターが左右に方向転換する際にキャラの絵が刺し変わって進行方向を向く使用は素晴らしい。難易度の設定は、うまく敵キャラの動きに反映されていて、バランス調整されていた。特段バグは、なかったと思う。 ・デスボックスの判定とオブジェクトがずれている部分があります。見た目上は触れてないのに判定では触れているようになってしまうので直すとよいと思います。 ・鬼ごっこというわかりやすいゲームでしたが、恐竜の動きの速さが変わるなど、高度な要素も含まれていて、楽しめるゲームだと思いました。最初のスタートボタンだけマウス操作だったので、そこもキーボード操作(ENTERキーを押すとか)にすると全てキーボード-操作で完結できるのでやりやすくなると思いました。アイテムの存在も工夫が感じられて良いですね。 |
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桁無限電卓-Infinity Calculator- | 彁無(かむ) | 長岡市立 旭岡中学校 |
3 |
審査員コメント ・過去の計算の履歴がわかる電卓ですね。割り算をすると、何分の何と横線が出てきて、数学的な表示をするのが良いです。過去の履歴を全部消すACボタンは欲しい所です。それと、プログラム内にコメントがほとんどなかったのが気になりました。人の記憶はあてにならないので、コメントを書くことをおすすめします。2の2乗を3回繰り返すと(2^2^2^2)、65536になりました。これは2の16乗(2^16)と計算されたのかな。 ・ブラウザを使った電卓アプリであるが、非常によく作りこまれた作品であると思う。ソースコードもオブジェクト指向で作られており、可読性 のあるものだと思う。特に、caluculateのファイルは、各メソッドが丁寧に記述されていて、すごく良い作りだと思う。計算量を減らす工夫や数学的な方法をプログラムに実装している点は、努力の量を非常に感じられる作品であると思う。 ・過去の計算結果がでるのはよいですが、膨大な数になるとみにくいので、見やすくするとよいと思います。10^10^10などの計算をかけるとフリーズします。 ・バグがあるみたいで残念です。計算機はそこが正確でないと運用できないと思うので。今後の改良に期待します。 |
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合格判定くん | きのこ | 新潟大学附属 長岡中学校 |
3 |
審査員コメント ・PDFを扱うライブラリによって、文字認識を行うプログラムですね。説明と違い、合格者発表ファイルが'goukaku.pdf'固定になっています。また、'ロールの閉め.mp3'が提供されていませんでした。この二点により、評価は低くなってしまいました。「合格発表」と使用シーンを狭めるよりも、一般的なPDF読み取りツールとした方が良かったかもしれません。 ・<良かった点>・pythonのプログラムでGUIもついていて、完成度の高い作品。・環境構築も手順通り進めれば、プログラムの実行まで手間取らずにできた。・pdfファイルや音声ファイルなどをプログラムで操作している点は、素晴らしい。<改善点>・関数名の命名とclass化をすれば、大規模なコードになった時に自分や相手が読みやすくなるので、気をつけるとよいかも。def daradara() → def startSound(title)・受験番号を入力せずに確認ボタンを押すと合格判定になるので、確認ボタンの入力イベント後に動作する処理に受験番号が何かしら入力されているかを判定し、入力が無ければ、確認ボタンの入力イベントを待ちに戻れる処理を入れるとよいかも。 ・受験生が盛り上がりそうな作品ですね。効果音もユニークで面白いと思います。もう少しビジュアルなどで工夫するといいと思います。 |
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モルット(モルモットおせわたいけんアプリ) | イタメくん | 新潟市立 紫竹山小学校 |
2 |
審査員コメント ・ペットのモルモットのお世話の方法と、ルーレットを組み合わせたんだね。ルーレットの回転角度は、いろいろなお世話の方法が見られるように工夫されています。鳴き声は自分で録音したものを使い、こだわりと愛情が感じられます。たまにワンドが境界を指して2つの方法が同時に表示されることがあるので、もし...の部分を工夫してみてね。大変良い作品です。 ・モルモットを飼育する育成ゲームのような作品であった。画面をタッチし、ルーレットが止まったところで表示される画像や音声が変わり、やりごたえがあった。ルーレット処理であるが、一見乱数を生成して、ランダムにルーレットが止まる仕様かと思ったが、100degずつ回転させて判定をしているので、1~8の番号でもしかすると止まりにくい数字があるかもしれない。ここは、乱数を生成して回転角に反映した方がよいかもしれない。 ・連続でクリックをするとオブジェクトが重なり、音声も重なってカオスなことになるので、クリックするたびにオブジェクトをリセットするなどの処理をするとよいかと思います。 ・楽しいアプリが出来上がったと思います。実際の動物のお世話(飼いたくなる)がしたくなりますね。なかなか触ることがむずしい動物ですが、バーチャルで触れることで親しみが持てました。 |
残念ながら落選となってしまった作品。
掲載は受付番号順となっており、順位とは関係ありません。
テーマ①「身の回りの困りごとを解決するプログラム」落選作品
作品名 | ニックネーム | 学校 | 学年 |
時間、単位変換 | りっひー | 長岡市立 四郎丸小学校 |
6 |
審査員コメント ・時・分・秒といった単位を互いに変換できて、何回も使えるツールになっています。ただ、バグがあるのが残念。分の計算で、変数「週」とすべきところを「時」としているため、時と週の結果が間違ってます。次からちゃんとデバッグしてね。また、何でこのツールを作ったかという背景を知りたかったなぁ。 ・各時間の単位から別の時間の単位にまとめて変換できるツールとして、実用性があり、良い先品であると思う。惜しい点として、入力可能な最大の桁数の制限があればよかったと思う。桁を大きくするとINFINITYとなるので、メモリの節約や処理の高速化をすることにもつながるので、最大の桁数を決めてあげるのが良いと思う。 ・クリックできるオブジェクトの見た目をもう少しこってあげるとわかりやすいかなと思います。膨大な数を入れると入力以外の数値が指数になるので入力数も指数変換すれば見やすいかなと思いました。 ・あったら便利だなという機能でした。最初に変換する単位を選ぶときに「ボタン」のように押しやすく作られていると、市販のキッチンタイマーのように説明書を読まなくても使えるんじゃないかと思いました。バグがあるみたいで残念です。 |
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船総合情報管理画面 | aayuu30 | 長岡市立 日越小学校 |
6 |
審査員コメント ・Stemのゲーム「Stormworks」のアドオンとして応募してくれました。船のエンジンを起動すると、管理用モニタに情報が表示され、随時更新されますね。Stormworksは世界で見ればプレイヤーが多いゲームですが、新潟・中越では知っている人さえ限られます。そのように、人に物事を理解させるには、事細かな説明が必要です。プログラマといえど、文書作りの技術は必須です。 ・ゲームの中の船の制御や情報などを表示するようにゲームの中でプログラミングをしている作品であった。言語はLuaで、ゲームの組み込みに実装される高速スクリプトのことで、本作品のこのゲームへの愛が感じられた。普段やっているゲームをプログラミングでカスタムするのは、良いと思う。 ・理解しなければならない部分が多いため、細かい説明があるともっと良かった。 ・有料ソフトのアドオンなので、採点の判断が難しいです。コンセプトは素晴らしいですが、コンテストの趣旨の「身の回りの困りごとを解決するプログラム」から少し外れているように感じましたので、もうひと工夫、頑張ってください。 |
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勉強ゲーム | せんま | 長岡市立 東中学校 |
3 |
審査員コメント ・ただ問題を出すのではなく、自分で問題を登録することができるわけですね。自分でノートを書くのと同じで、入力することで記憶の定着が期待されます。しかし、毎回入力するのは大変です。リストのファイルからの読み込み・書き出し機能を使うといいでしょう。そのように、スクラッチはデータの入出力機能が貧弱です。早期にPythonなどの言語に移行することをおすすめします。 ・任意の問題数を入力できるようにfor文で処理をしているところは、ポイントが高い。しかし、入力の最大数を半手したり、数字以外が入力された時の例外処理を入れた方がいいかも。 ・最後のやるやらないの選択肢はボックスの選択のほうが使いやすいと思いました。 ・自分の勉強したい問題が出てくるのはいいと思います。問題文を入力するのが大変かな。問題文を入力する画面と、問題を回答する画面でデザインなどを変えるとわかりやすくなると思います。 |
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やることルーレット | TOMATO | 長岡市立 川崎小学校 |
4 |
審査員コメント ・暇なときに、ルーレットにやることを決めてもらうプログラムですね。スタートボタン自体がルーレットのように回るのは新しいと感じました。しかし、Go!!と表示されるのが早すぎて、提案自体がほとんど読めません。提案してもらうことが目的なのですから、Go!!は要らないですね。また、提案数はもっと多い方がいいです。50種類くらいあれば、飽きられることも少ないでしょう。 ・ボタンを押して、ランダムに文字が出現する処理を乱数をうまく使っている。 ・文章量に対して表示時間が短いかなと思いました。GOの字で消されてしまうのでなんて書いてあるか読めないときがあります。 ・暇つぶしをルーレットで決めるという観点が面白いと感じました。単純ですが、いろいろなことに発展させられるアプリだと感じました。 |
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月間健康グラフ | new pc買った人 | 新潟大学附属 長岡中学校 |
1 |
審査員コメント ・健康に関する値を入力し、折れ線グラフを描くプログラムですね。数学で習った傾きと切片の考え方を使い、うまくグラフに表しています。利用者からの入力を受け付ける場合、誤った入力をされることもあるので、入力値を確認したり、このプログラムのように後から編集できるといいですね。未使用命令が多数ころがっていました。不要な命令は削除しましょう。 ・アナログ的に記録を取っていたところをデジタルで行えるアプリであった。日々の記録をとっていき、それをグラフで可視化できるところは、素晴らしく、入力したデーターの保存と読み出しをする処理がうまくかけていると思う。また、入力間違えをケアする「編集」というボタンがあり、実用面を考えたよい作品であった。 ・数値指定等では面倒なので二者択一の問題に対しては、ボタンなどで工夫するとよいと思いました。 ・健康管理アプリは市販のものもたくさんありますが、自分で作れれば項目も増やせるし無料だし非常に良いと思います。入力枠が小さくて見にくいのは scratch の仕様だからしょうがありませんが、お年寄りが入力しやすい画面が作れれば非常に役に立つと思います。 |
テーマ②「その他のプログラム」落選作品
作品名 | ニックネーム | 学校 | 学年 |
野球の三択クイズちゃん | 野球大好きマン | 新潟大学附属 長岡小学校 |
4 |
審査員コメント ・答えを入力しない野球クイズですね。答えを入力しないところが逆に新しいと言えるかもしれません。でも、やっぱり答えを入力して、何問できたかわかった方がいいね。リストにチャレンジしたのはとても良かったです。音声もよくできていました。問題をたくさんためて、毎回違う問題が出る、長く遊べるアプリにしてね。 ・野球クイズの作品で、しっかりと3問の問題をすることができた。制限時間を過ぎると自動で次に進む仕様で、わかりやすかった。スクラッチの処理として、ループの中にループが入っており、可読性では、少し残念な点があるが、ループ内の処理は、変数を使用し、よくくみ上げられていた。 ・答えをクリックしてカウントできるようにするとなおよいと思います。 ・リストを使ってクイズゲームを作ろうという視点は優れているなあと思いました。野球好きにはたまりませんね。画面がもっと楽しいとよりよいと思いました。プログラムは応用が利くので英単語帳や化学記号を覚えるアプリにするなど発展性があると思います。 |
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プラットフォーマー | センマ | 長岡市立 東中学校 |
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審査員コメント ・マリオ風の横スクロールゲームですね。シンプルな比較的短いプログラムで、うまくステージを表現しています。がんばればクリアできるようになっているのもいいです。次はギミック(地図上の仕掛け)や敵に挑戦してもいいでしょう。しかし、コンテストでは既にある作品のまねだと点が低くなってしまいます。センマさんのオリジナルプログラムを待ってます! ・キャラクターを操作し、ゴールを目指す作品で非常にやりがいがあった。キャラクターの操作の処理の部分は、よく作りこまれていて、トライ&エラーを繰り返しながら最適化していったように思える。ステージも5ステージあり、各ステージも問題なく動作していた。 ・オブジェクトの判定が甘い部分があり、足場にめり込むバグがあります。 ・初期のスーパーマリオブラザーズを思い出しました。背景が流れていくのはスムーズで上手にプログラミングされていると思いました。ネコが着地したあと、地面にのめり込む現象を解決できればゲームとしてのレベルが格段に上がると思います。 |
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今の地球を知ろう!~世界の環境問題~ | ドラゴン2 | 新潟大学附属 長岡中学校 |
1 |
審査員コメント ・地球規模の諸問題について、小学生にもわかるように解説するプログラムですね。説明内容はとてもいいです。でも、全ての説明を聞いても、変数ロシア・オーストラリア・北アメリカ・サバンナ・南極・南アメリカの合計が6になりません。また合計が6になってもメッセージ「鍵」が送られません。「ずっと」ループを多用すると、動作が不安定になるので気をつけよう。 ・各選択肢のイベントは、しっかりと再生され、見ることができた。とある国の旗を選択した後に、画面をクリックするとたまに最初の地球の画面に戻ってしまうことがある。クリックしたことで開始するイベントが終了するまで、入力を受け付けないような排他処理を入れるとよいかも。 ・説明中に適当なところを押しても全体画面に戻ったりします。 ・大変な力作で相当な勉強をして作られたのだと思います。ぜひ理科の授業で使ってほしいと思わせるアプリでした。「北アメリカ」と「南アメリカ」のクイズの出題内容が逆になっていたりなど、細かい間違いが目立ちました。この点を改良すれば、素晴らしい作品になると思います。 |